建築×映画

建築家・デザイナーが多くの映画を観る7つの理由

建築家やデザイナーにはよく

映画をたくさん観ている人がいるのはなぜ?

こんな疑問を解決します。

本記事のライター

この記事を書いている僕自身も現役の建築意匠設計者です。

ペースとしては最低週1本、年間50本の映画を観ています。

 

本記事の内容

  1. 建築家・デザイナーがたくさんの映画を観ている7つの理由
  2. 建築家・デザイナーがたくさんの映画を観る方法
 

結論

映画は建築家・デザイナーにとって

楽しみながら空間や、デザインを学べる有益な教科書です。

この記事を読むと、建築家やデザイナーが、

映画を観るべき理由と、継続的に映画を観る方法について理解できます。

建築家・デザイナーが多くの映画を観る7つの理由

建築家・デザイナーが多くの映画を観る7つの理由をまとめてみました。

  1. 映画に登場する建築は創造的でアイディアが刺激される
  2. 映像体験は覚えていやすく、創作に活かしやすい
  3. 空間デザインには、さまざまな「体験」が重要だから
  4. アングルや色使いのセンスが身につく
  5. 空間の見せ方が身に付く
  6. 映画知識は幅広い領域に使える
  7. インプットの方法として読書より手軽

映画に登場する建築は創造的でアイディアが刺激される

例えばSF映画にでてくる建築物などは、

現存する名建物を舞台に撮影したり、独創的なセットを作って世界観を表現しています。

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映画の中の建築は、法律や、重力からも開放されていることもしばしばなので

建築家やデザイナーの固定観念を揺さぶってくれます

映像体験は覚えていやすく、創作に活かしやすい

人間は視覚情報に大いに依存した生き物なので、

活字よりも、色とりどりの映像で見たものの方が記憶には残りやすいです。

よく手が止まってしまうときに、色んな参考サイトをみたりすることは実務でも

よくあることですが、そんなときに少しでも頭の中に

映像記憶がストックされていると、手も早く動きやすいです。

空間デザインにはさまざまな「体験」が重要だから

デザインというのは、ある程度の「体験」も必要とします。

例えばキッチンを設計するとき、

料理経験のない建築家よりも料理経験豊かな主婦の方

使い勝手や、優れたキッチンの機能性については恐らく理解できています。

LADDER
デザイナーにとってはあらゆる経験こそ

良いデザインの為の最高のサプリメントなのです。

これは本にも同じことが言えます、

映画は、様々な国や、時代へを疑似体験できる媒体であると言えます。

色使いのセンスが身につく

例えば「セブン」や「ファイトクラブ」で有名な

デヴィット・フィンチャーはピンク嫌いで有名で、

画面もとてもダークでグレーがかった色合いの映像をよく撮っています。


一方「時計じかけのオレンジ」で有名なスタンリー・キューブリックは、

色鮮やかでポップな原色を使った作品が多かったりします。


映画表現はこのように監督によっても画面の「色」へのこだわりやセンス

見て取れる芸術メディアです。特に建築家は色使いが苦手だったりしますが、

こういう色を大切にするメディアを日頃からウォッチしておくことは重要です。

カメラアングルへ意識を向けると空間の見せ方が身に付く

建築やデザインにおいては、「構図」や「アングル」といった問題は常について回ります

この点、映画はアングルや構図のテクニックを総動員した芸術媒体です。

例えば、キューブリックや、ウェス・アンダーソン,タルコフスキーといった

監督達の映画では、徹底してシンメトリーな撮影手法が取られていて作品世界を際立たせています

一度構図を意識して映画を見始めると、「モノ」をどう見せるか?

という視点とセンスを養うことができます。

映画知識があると幅広い芸術領域を網羅できる

映画と建築の関係を考えるときには、

五十嵐太郎さんの本はとても勉強になります。


こちらの本ではあらゆる映画を建築視点で論じていますが、

映画と建築の知識があると、物事を敷衍的に考えられます。

また、例えばこちらの本では、新進気鋭の建築家が映画空間紹介を行うのですが、

建築畑の最前線の誰もがとても深い映画知識を持っていることが理解できます。


このように映画を知っていると、他分野と建築を結びつけながら

多面的に考える力が身についていきます。

他にも建築と映画の関係をテーマにした本については、

こちらの記事でご紹介しています。

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インプットの方法として読書より手軽

建築家やデザイナーは多忙なのが相場ですが、

映画は時間のかかる読書よりも手軽なインプット方法なので、

忙しい人も手軽にインプットしやすいメディアだと言えます。

(といっても僕は読書も大好きなので建築本に限らずよく読書するのですが。。)

たくさんの映画を習慣的に見る方法

この記事を書いてる2020年4月現在は

ウイルスの影響でなかなか映画館で映画を楽しむことは難しい状況ですが、

DVDを買ったり、VODサービスはどんどん利用できます

映画を習慣的に見る方法

  1. 映画館に行く
  2. DVD・ブルーレイを買う
  3. VODサービスを利用する

なかでもVODサービスは、映画を一本みるより安い

月額料を払って登録しておくと

膨大な作品数から好きな作品を見放題できるので、

映画視聴を習慣的に行う方は登録しておかないと損です。

LADDER
こちらの記事では人気のVOD7社を比較しています

おすすめはコンテンツ数最大のU-NEXTです。

まとめ

映画体験が蓄積されてくると、自分が自覚しないところで、

センスや考え方に磨きがかかることは多いです。

ぜひ楽しみながら映画を観て学ぶことをおすすめします。

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