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建築×留学

海外大学院教授と面識をつくるには?アポのとり方やメール例文をさらします

2021-12-05

この記事では海外の大学院の教授と面識をとっておくべき理由について解説します。

後半では実際にコンタクトを取る方法やメールの仕方などについてまとめていきます。

特にPhDを志望する方は参考になる情報も多いかと思います。

なぜ教授と面識をつくっておく必要があるのか?

そもそもなんで入学前に教授にいちいち連絡しないといけないの?っていう方の為に、

ここで教授にコンタクトをとっておくべき3つの理由を挙げておきます。

1.自分を知ってもらうことで、研究室に採用してもらいやすくするため。

よっぽどのコネクションがない限りは、まずは志望先の教授と面識をつくるところから始めましょう。

なぜなら教授側も見ず知らずのアヤシイ人物を、自分の大事な研究を助手として雇用したくはないからです。

英語も拙い日本人となるとなおさらです。アメリカは入試においても堂々とコネクション入学を認めているような土壌なので

アプリケーションが始まる前にガンガン自分を売り込んでいくことが重要なのです。

2.研究室の「雰囲気」を知るため。

各研究室が取り組んでいる研究内容などはネットを徹底的にあたればある程度収集できます。

しかしながらその教授がどんな人柄なのか、研究室はどんな雰囲気なのか、ということはなかなかウェブだけでは分かりづらいものです。

もちろん、教授が自分の研究室の「雰囲気」について語るなんてことはまずありません。

しかしながら、教授から返ってくるメールの文面や、対応のヴァリエーションにその人柄のようなものを垣間見ることはできます。

短文で要点を得た回答もあれば、長文かつ歓迎のメッセージが添えられている返信。

なかには、研究室の学生を紹介するから話を聞いておいて、なんていうパス回しのうまい遊撃的な教授もいます。

いずれにしても、3〜5年の期間をともにする教授との人間的なマッチングをみておくのは大切なことです。

3.そもそもポストがあるかどうかを知るため。

これもアポ取りで聞くべきクリティカルな要素のうちの一つです。

欧米型のPhDは通年受け入れを許可している学校は多いですが、

欧州型のPhDは、基本的には「学生」としてではなく「職員」として雇用される意味合いが強いため、

年によっては研究室でPhDをとらないといった学校もざらです。

また、奨学金がある場合には受け入れできるよ。といった条件付きでポストを用意している場合もあります。

なぜなら教授は学校や企業から支給される研究費からPhDの学生の給料を支払うため、

奨学金付きのPhD Candidateには給与を払わなくていい=貴重な研究費が浮く= うれしい みたいなことになります。

このあたりの情報は大学のHPに掲載されていたりしますが、研究費を管轄する研究室の教授に直にポストの空きについて聞いたほうが確実です。

海外大学院の教授と面識をつくる方法

1.知人や恩師に自分を紹介しておいてもらう。

いわゆるコネ。最もコンタクトをとれる可能性が高いです。

アカデミックなつながりであることが望ましいですが、使えるものは何でもつかっておくといいです。

2.教授にメールする

最も基本的な方法ですが、返答率は残念ながら低いのがメールでのコンタクト。

僕は米国、欧州の10の研究室にメールを送りましたが、返答があったのはそのうちおおよそ半分でした。

3.教授が発表を予定している学会に参加する。

コロナ以前は、現地の学会に飛び込んで教授の発表後に声をかけるなんていうこともできました。

実際この方法は有効で、顔を覚えてもらいやすいし、自分がこれから飛び込んでいく分野の学会の雰囲気や関連研究も網羅的にさらえます。

近年はオンライン学会などに参加してそこで質問などをまとめておいて、メールで問い合わせるみたいな方法もよいかと思います。

海外大学院教授へのメール例文

僕が実際に先方の教授に送ったメールの文面を掲載しておきます。

いろいろと恥ずかしいところもありますがこの記事をみた皆さんの留学活動に少しでも貢献できればという思いで公開したいと思います。

はじめてコンタクトをとるときのメールはこんな感じでした。

Dear Prof. Dr. _____,

 I am Ladder, (肩書) at (所属) in Japan. 

I’m interested in the doctoral research position in your laboratory from (留学開始時期).

 The reason I’d like to work in your lab is I’m interested in the approach that ______.

 If possible, I would like to ask you the following questions.

1. May I know whether your laboratory accepts any students in the (留学開始年) year for the Ph.D.?

2. I attached my CV as your reference and I would also be grateful if you could give me any tips for the application to your lab. I’d be happy to provide any information or portfolio.

3. I’m applying for some scholarships for my doctoral research so let me follow up with the result respectively.

Looking forward to hearing from you.

Best Regards,

ぼくが文面で気をつけたポイントは、聞きたいことを箇条書きにすることで、相手に返信しやいなと思ってもらうことです。

ぼくはこのメールにCVも添付していました。研究計画やポートフォリオなど、ヴィジュアルで伝えられる資料がある場合はそちらを添付すると

より返信してもらえる確率も上がってくるかと思います。というより、いずれ返信が帰ってきた時にどんな研究したいの?と質問が

返ってくることは結構多いので、この時点で概ね研究計画などもまとまってあるとよいかと思います。

また、メールを送る時間帯などもポイントで、なるべく現地時間を想定した時間で送るとより返信率もあがるでしょう。

返信内容別のアクション

以上のようなメールを送ったところ、反応はまちまちでした。

返ってきたら返ってきたで、どのように返事を書くかに意外と手間取ったので

ここでは返事別の返答例を提案しておきます。

無視された場合

10通おくったうちの約半数は返信がありませんでした。

考えられる理由はいくつかあります。

迷惑メールとしてフィルタリングされている。学生をそもそも募集していない。ほしい学生じゃない。単純に忙しい。などなど

僕がメールを送ったある研究室の教授も、学会発表があって返信できなくてごめんねといったメールが二週間後にきたりもしました。

上記のどの理由なのかはわかりませんが、返信が来ないからと言って諦める必要はありません。

本当に行きたい研究室である場合は一ヶ月後にリマインドするくらいの感じがいいのではと思います。

無論しつこすぎるのはNGですが。

好意的なメールをもらった場合

教授のキャラクターによりますが、好意的な返信や即レスしてくれる教授もふつうにいます。

アメリカの某大学の教授は僕がメールを送った5分後に興味があるので研究計画を送ってほしいと連絡がありました。

またある教授は僕のこれまでのキャリアと目的に親和性を感じてもらったらしく、かなり長文のメールを頂いたりもしました。

この手の反応がくると、かなり入学できる角度は高まるかと思いますので、

研究計画やこれまでの論文、ポートフォリオをすぐに掲示してコミュニケーションを持続するようにしましょう。

まとめ:教授へのアポ取りは基本中の基本。コンタクトは早めが吉。

summary
コネなしでPhD留学を狙うのであれば、志望先の教授との事前コンタクトは合格を確実にするうえでマストと言っても過言ではありません。

コンタクトをとるにあたってさすがに自分ことを知ってもらうネタがないというのは難しいので、

コンタクトを取る前に最低限CV、よゆうがあれば研究計画のドラフトなどはつくっておくとよいです。

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