
こんなお悩みを解決します!
本記事の内容
僕は製図は資格学校に通っていて、そこで得た情報を自分なりにアレンジして道具を揃えていました!
- 製図試験における道具選びの重要性
- 製図試験に必須な道具11選
- 製図試験に必須ではないがあると便利なもの
結論
製図道具は、かなり個人の使い勝手によるところが大きいです。
今回ご紹介しているアイテム達は、マイベスト道具なので、
ご自分で色々と試されてみることをおすすめします!
もくじ
- 1 作図速度と精度を左右する製図道具
- 2 製図道具は前倒しで揃えるべき
- 3 建築士製図試験_必須道具13選
- 4 製図試験必須道具①ドラフター
- 5 製図試験必須道具②45cm三角定規
- 6 製図試験必須道具③蛍光ペン
- 7 製図試験必須道具④テンプレート
- 8 製図試験必須道具⑤2色フリクション
- 9 製図試験必須道具⑥ボールペン
- 10 製図試験必須道具⑦15cm/30cmスケール
- 11 製図試験必須道具⑧消しゴム
- 12 製図試験必須道具⑨作図用:0.7mmシャーペン
- 13 製図試験必須道具⑩要点記述用:クルトガシャーペン
- 14 製図試験必須道具⑪ドラテ
- 15 製図試験必須道具⑫電卓
- 16 製図試験必須道具⑬100均のボックス
- 17 必須ではないがあると便利な製図道具
- 18 試験当日に持ち込むべきアイテム3選
- 19 滑り止めマット
- 20 養生テープ
- 21 まとめ:製図試験は道具が命です
作図速度と精度を左右する製図道具

製図試験は、ランクⅠ〜Ⅳの四段階評価で、
ランクⅠに輝いた受験者だけが合格できます。
ランクⅡ〜Ⅳのほぼほぼの要因は、描き忘れや不整合による減点が大きいです。
近年では防火区画の表記漏れで一発アウトになったり、
令和元年の建築士試験では、DSやEPSの描き忘れでさえ
大きな減点or一発アウトになっています。
このような描き忘れ、不整合を防ぐには、
とにかくチェックする時間を設けることです。チェックなくして合格はないのです!
では、ただでさえ時間が足りない試験のなかで、
どうやってチェックする時間を確保するかというと、ここで
作図時間を短縮できる道具を選ぶことが重要になってくるのです。
製図道具は前倒しで揃えるべき

製図道具は、実は前倒しで揃えておくことが割と重要になってきます。
僕の経験から、製図道具を早めに揃えておくべき理由を解説します。
製図道具を早めに揃えるべき3つの理由
- いい道具は割と売り切れる
- 自分に合う道具を早く見極めることで道具選びの時間を短縮できる
- 早く揃えることでライバルと差がつく
いい道具は割と売り切れる
僕の経験から話しますが、例えば、製図用紙に一発で垂線を引くことができる3mm厚の45cm三角定規は、
製図試験課題が発表されてすぐに売り切れることが多いです。
ライバルたちが道具を手に入れて練習を始めているのに、自分はまだ道具の再入荷を待っている。。
なんてことがないように早めに道具は揃えておくべきです。
自分に合う道具を早く見極めることで道具選びの時間を短縮できる
製図試験は、学科試験が終わって例年3ヶ月程しか勉強の時間がありません。
限られた時間を有効に使うためにも、自分に合う道具は早めに見つけておきましょう!
早く揃えることでライバルと差がつく
製図試験はブラックボックスで、評価軸も不明なことが多いですが、
普遍の定理としては、「相対試験である」ということです。
つまりライバルの出来が良ければその分合格ラインもどんどん上がっていきます。
なので試験勉強中はとにかく、道具を早く揃えて一枚でも多く図面を描きましょう!
建築士製図試験_必須道具13選

ここからは、製図試験に必須13の道具を
僕が実際に使用してみた経験から解説していきます。
- ドラフター
- 45cm三角定規
- 蛍光ペン
- テンプレート
- 2色フリクション
- ボールペン
- 15cm/30cmスケール
- Mono消し
- 作図用0.7mmシャーペン
- 要点記述用クルトガ+GELシャーペン
- ドラテ
- 電卓
- 100均のボックス
それでは、それぞれご紹介していきます!
なお、これからご紹介するものはこちらの規定に則っていますので安心してください。
製図試験必須道具①ドラフター
ドラフターは先輩から借りたりしてもいいでしょう。
ぼくは欠陥や不具合が怖かったのでこちらの
MUTOH|ムトーのライナーボードUT-06を買いました。

関連記事
こちらの記事で5つの製図板を比較していますので、
各社の特徴を知った上で製図板を購入したい方はご一読ください!
-
-
おすすめA2製図板5選を比較!一級/二級建築士試験
続きを見る
製図試験必須道具②45cm三角定規
作図序盤で通り芯を一発で引くにはこちらの45cm三角定規がおすすめです。
登場シーンは正直そこがメインなので、使い終わったらぼくは本番で床に捨て置いていました。。
厚みは取り回しやすい3mm厚が人気です。
フローティングデスク(テープで貼ると引っかからない)やつまみなどをつけると機能性UPです。
製図試験必須道具③蛍光ペン
蛍光ペンは課題文へのマークと、1:400エスキスのときに使います。
ぼくは色毎にペンを持ち替えたりして作業性が落ちないように、
2色使い可能なこちらの「ビートル」という蛍光ペンを使用していました。
ビートルはボディが太く、使用には若干の慣れが必要なので、
使いづらいよという方には、キャップのつけ外しのロスがない
こちらのぺんてる社製ノック式マーカーもおすすめです。
製図試験必須道具④テンプレート
柱を高速で描いていくにはテンプレは必須です。
基本的にはこちらの「バンコ」一択でOKですが,個人的にバンコだと機動性に欠けるので、
慣れてきたらこちらのテンプレを使っていました。
製図試験必須道具⑤2色フリクション
2色フリクションはエスキス、課題文チェック、日頃のエスキス練習など様々に活躍します。
3色だとボディが太くて、エスキス時の機動性に欠けますし、
色が多いと色分けに迷って時間ロス+ミスの要因になり、リスクしかありません。
(消せるメリットがあるフリクションですがエスキス中は作業効率上、極力消さない方が良いです)
フリクションは消耗が早いので、いちいち文具店で買うより、
あらかじめ替え芯をまとめ買いしてこちらも時間のロスを避けましょう。
製図試験必須道具⑥ボールペン
課題文の横に面積表を書いたり、エスキス中に消したくない柱などの線を引くために
一本は油性ボールペンを用意しておくと良いです。
僕は、ひと目で他のペンと差別化できるLAMY社のこちらのペンを愛用していました。
製図試験必須道具⑦15cm/30cmスケール
スケールはエスキス用に15cm、本番作図用に30cm両方揃えておくと良いです。
アルミ製だと落とした時うるさいですし、ぶつけた時に曲がったりするリスクがあるので
軽くて丈夫なプラスチックか竹製のスケールがおすすめです。
製図試験必須道具⑧消しゴム
消しゴムはシンプルにMONOのこちらの消しゴムが一番良かったです。
こちらのスマート版なら取り回しやすく、細かいところも消しやすいです。
消しカスがまとまると言われる黒消しゴムも、
個人的には消した後が汚く、結局図面が汚れるのであまりおすすめできません。
製図試験必須道具⑨作図用:0.7mmシャーペン
シャーペンは色々と試してみることをおすすめします。
僕は持ち替えが面倒だったので、こちらの0.7mmで細線も太線も書分けていました。
軽くて、重心が低くグリップ感も好みで、デザインもよかったので気に入っていました。
関連記事
-
-
建築士試験製図用シャーペンおすすめ5選と選び方のコツ
続きを見る
ちなみにシャー芯は最も折れにくいAINがおすすめです。
僕は0.7の2Bを使用していましたが、フリーハンド派の方で4Bを使っている方もいました。
製図試験必須道具⑩要点記述用:クルトガシャーペン
クルトガはどれだけ書いても芯が回り続けて線幅を一定に保てるという神文具です。
製図試験は人間が判定する試験なので実は文字の美しさも割と重要です。
文字に自信がなかった僕は、これだけで要点記述の印象が変わったと講師に評価されました。
クルトガは色々ありますが上記のゲルグリップ版を選ぶと
手が疲れづらく、ノンストップで書き続けられます。
製図試験必須道具⑪ドラテ
ドラテは製図用紙を止めたり、机に製図板を止めたりします。忘れると地味に致命的です。
小さいものは邪魔にならないのでいつ忘れても良いよう、
2つくらい買って製図道具入れと製図板入れなど色んな所に忍ばせておくと良いです。
製図試験必須道具⑫電卓
関数電卓の持ち込みは厳禁なので、かっこ付きで計算できるこちらの電卓がおすすめです。
面積計算などの複雑な計算もカッコで閉じながら計算できて安心です。
製図試験必須道具⑬100均のボックス
ここまで述べたあらゆる製図道具を、試験場や資格学校の狭い机脇に
コンパクトにオーガナイズすることは、作図作業効率化においてとても重要です。
こちらはなんとたったの100円ですぐに機能的な収容環境を実現できます。
必須ではないがあると便利な製図道具

- フィンガーグローブ
- タイマー
- 刷毛
- 芯ホルダー(太めの鉛筆)
- ペン型消しゴム
フィンガーグローブ
ぼくは、変な意地もあって着用していませんでしたが
こちらのグローブは図面を書いていると自分の手で図面を汚してしまうリスクが減るようです。
タイマー
ぼくは時計派だったのですが、いちいち腕を見る時間も惜しくて、
本番はこちらのタイマーを見えるところに設置していました。
画面も見やすくて、6時間半カウントダウン機能もあるので便利です。
現在は新モデルになってるのでこちらとは若干、形が少し違うようです。
刷毛
図面を美し見せるには刷毛でこまめにゴミや汚れを除去しておきたいところですね。
ですが、これも人によりけりでして、僕は使っていませんでした。
理由は、刷毛を使う時間やスペースのロスが気になると、
図面は結局はある程度汚れるので諦めていました。
芯ホルダー(太めの鉛筆)
これは万人には正直あまりおすすめできませんが、
本当に時間があまってひまです!っていうときに植栽の影をつけたり、
ハッチの表現をするときの便利です。製図上級者で、
少しでも他の図面と差別化したいというときにおすすめです。
ペン型消しゴム
こちらも人によって合う合わないがわかれますが、
図面の書き込みが進んできたけど、消さなければならない箇所が
発生した時に便利です。例えば特防などの表記系ですかね。
試験当日に持ち込むべきアイテム3選

ここまでご紹介してきたアイテムがあれば基本的にはOKですが、
本番では予想できないハプニングもつきものです。
考えられるあらゆるリスクを排除して、いかに自分の100%の実力を出せるかが重要です。
本番に用意しておきたいアイテム
- 滑り止めマット
- 養生テープ
滑り止めマット
こちらを製図板の下に敷くことで、製図板が揺れなくなります。
現在は全面使用が禁止されていて部分的に切り取って使うような感じです。
会場によっては、机が他の受験者と同じになることもあるので、便利な一品です。
養生テープ
会場についたら皆さん結構ばりばりとこちらの養生テープで
製図板を机に固定しています。前述のすべりどめマットの部分使用だけで
心もとない方はこちらも用意しておきましょう。
まとめ:製図試験は道具が命です

製図試験は道具の機能で、かなり作図スピードや精度に影響が出てきます。
今回ご紹介した道具で気になったものがあればぜひ試してみてください。
自分に合った道具を早くみつけられればそれだけ作図に時間をさけますよ!
関連記事
-
-
建築士試験製図用シャーペンおすすめ5選と選び方のコツ
続きを見る
-
-
【独学】一級建築士学科合格の為に実践した7つの習慣
続きを見る