こんにちは、ラダーです!
今回はCADをまだ触ったことがない初心者の方向けにCADのメリットとデメリットについて簡単にまとめてみました。
当ブログではCADだけでなく3DやCGについても
豊富な記事を用意しておりますので気になる方は下記の記事もおすすめです。
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それでは早速行ってみましょう!
CADとは?

CADとはComputer Aided Designの略です。
平たく言うとコンピュータを使用した製図ツールのことで、
いわゆる平面図や断面図と言った2次元図面を描く2次元CADと,
よりアクソメやパースなどの立体的な図面を描いたり、複雑な形状の検討などに有効な3次元CADがあります。
CADのメリット

CADのメリットは大きく以下の3つ。
- 精密な図面を描ける。
- データを様々な形式で共有、交換、編集ができる。
- CADができると就職や副業の幅が広がる。
順に見ていきましょう!
精密な図面を描ける。
言わずもがな手描き図面に比べて、精度の高い図面が描けます。
レイヤと言われる、壁や建具などの部位ごとに線を分けるシステムも効率的です。
縮尺やペン設定などを細かに設定すると自分だけのオリジナルの線種で作図が可能です。
データを様々な形式で共有、交換、編集ができる。
CADは世界的に最もメジャーなautocadをはじめとして、vectorやdraftsight、jwCADなどさまざまなソフトがありますが、
dxfなどを使えばどんなソフトを使っていても共通で開けるファイル形式があります。
チームや企業で異なるソフトを使っていても、比較的コラボレーションしやすいという特長もあります。
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CADができると就職や副業の幅が広がる
CADは特殊技能なので、建築や機械等の設計系の課程に進まない限りは
一生触ることがないソフトかと思います。
最近は3dプリンタやレーザー加工などの需要もあり、
今までCADを触ったことがなかった方もCADを学び始めていますが、
実際、CADができると仕事の幅は結構ひろがります。
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CADのデメリット

- 手描きの方が早い場合がある
- 習得にはある程度の学習が必要
手描きの方が早い場合がある
大まかな素案や、プレゼン用のグラフィックなど
細かい検討を必要としない作業や簡単なスケッチであれば手描きの方が早いです。
建築業界では、CADで描いた、たたきの図面をベースに手描きの書き込みのやり取りを経て、最終図をCADで修正するという光景が一般的です。
CADに頼り過ぎず、臨機応変に使い分けると仕事の効率は上がります。
習得にはある程度の学習が必要
これはどんなソフトにも言えることですが、何かを学ぶにはある程度の学習が必要です。
手っ取り早いのは動画を見たり、人に聞いたりすることですが、
時間がない方はヒューマンアカデミーなどで講座などをとってみることもおすすめです。
CADはこんな人におすすめ

ここまでCADのメリット、デメリット、両方の側面について書いてきましたが
建築や機械設計を志す方はどこかで必ず触れることになるかと思います。
総括すると、CADの習得をおすすめしたいのはこんな方。
- 建築関係者、建築業界に進みたい方
- 機械設計関係者
- スキルを身につけて手に職をつけたい方
- 趣味で日曜大工等の簡単な図面を描きたい方
CADはソフトさえダウンロードできれば今日からすぐにはじめられます。
どんなCADソフトがあるのか知りたい方はこちらの記事を参考にされて下さい。
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まとめ

CADにはメリット・デメリットありますが、
建築、機械設計の学生や業界関係者は触っておくべきマストツール。
まだCADを触ったことがないという方はこの機会に当ブログで色々と調べてみてくださいね!