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建築×本

建築実務初心者おすすめの本まとめ

2020-02-10

建築設計実務初心者におすすめの本があれば教えてほしい!

こんなお悩みにお答えします!

本記事の内容

LADDER
建築設計実務7年目の僕が実際に読んでいた本なども含め

建築実務初心者におすすめしたい7冊の本をご紹介します!

この記事を読めば設計実務がわからない初心者のあなたにおすすめの書籍を知ることができます!

結論

実務を早く覚える秘訣として、本を読むだけでなく、現場で学んだことも含めて、

図面を描いたり人に伝えたりしてとにかくアウトプットすることです!

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建築実務におすすめしたい7冊の本

建築の実務というのは、経験が何しろものを言う世界だったりします。

学生のときに読んだ世界の巨匠が綴った難解な黒本シリーズの教養なんかは、

実践ではほとんど役に立たないと言っていいです。

(逆に3年を越えてきたあたりで、徐々に黒本のありがたいお言葉がわかってきたりするのが建築の面白いところ)

実感としては実務の初めの二、三年は、本当に右も左もわかりません。

図面を描いてこいといわれたってどう描けばいいのかもわからないし、

そもそも鉄骨造やコンクリート造といった建築がどのようにしてつくられているのかもわかりません。

高い学費を出して学校に通ってきたのにも関わらず。。。

そんなある意味泣きたくなるような建築系社会人の設計実務を少しでも円滑なものにできればと思い、

今回は7冊の書籍をご紹介します!

建築実務おすすめ本①建築関係法令集

学生時代に取り組んでいた課題では用途も、最高高さも、内装制限も、避難階段も

特に定められずに自由に設計課題をこなしてきた学生がほとんどかと思いますが、

建築実務をはじめると、設計というものは、法規との闘いであることを肌で感じます。

とはいえ、こんな分厚い法令集の読み方なんてはじめは誰もわかりません。

おすすめなのは一級建築士の受験に合わせて法令集を準備することです。

【1級・2級建築士試験】法令集線引きが爆速で終わる5つの方法+裏技

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インデックスや、下線を一冊とおして整備してみると、おおまかに法令集の構成や勘所がわかってきます。

2020年の受験からは、建築系の大学を修了すれば実務経験不要で、だれでも受験ができるようになりました。

実務初年度の方は受験と合わせて法令集を整備すると効率がいいでしょう。

建築実務おすすめ本②建築申請memo

法令集の内容がよりわかりやすく図解されているのがこちら。

ぼくのような設計の人間は、実際の実務では法令集よりもこちらを参照することのほうが多いです。

法令集と同様、なるべく最新ものを揃えるようにしましょう。

建築実務おすすめ本③世界で一番やさしい建築実務

こちらはシリーズものの書籍で、自分に合うものを一冊選んでおくといいかと思います。

僕は確認申請版を一冊先輩から譲りうけましたが、家具設計や設備設計に特化したものもありますので

自分の職務やプロジェクトに応じて買い足してみるといいでしょう。

建築実務おすすめ本④新米建築士の教科書

僕が社会人として建築に携わって数年ほど経って出たのがこちらの本。

正直この本がもっと早くに出ていたら失敗しなかった場面も少なくはありません。。

例えばありがちな失敗ですが、予備知識なしで現地見学にいくと、いろいろと見るべきポイントを見逃して、成果0で帰って上司に怒られる

といったパターンも多いでしょう。(ぼくがそうでした。。)

この本ではそんな当時の僕にも勧めておきたい「現場確認のポイント」など、より実践的で、

なかなか身の回りの人も教えてくれないような知識を、イラスト付きで丁寧に解説してあるのでおすすめです。

建築実務おすすめ本⑤:図解 アトリエ・ワン

建築の納まりや素材を学び始めていくには、自分が知っていることや身の回りのことから

どんどん掘り下げていくのが取り組みやすいでしょう。

特に自分の好きな建築作品の素材やその納まりから学び始めていくと、

自分はあの作品が好きだから、こういう風にしたい。というイメ―ジを伴って設計を行うことができます。

僕もその延長でアトリエワンの作品集はいつも手元に置いています。

学生時代に彼らの作品集を読み、図面をトレースをしたという人も少なくないでしょう。

見覚えのある名作小住宅の矩計図に加えて、生活感や使われ方が目に見えてくるような奥行のわかるパースがついた本作は

建築に関わりのなかった人が読んでも楽しめる一種の解剖図鑑的名著です。

住宅作品だけでなく、公共施設やマイクロ・パブリックスペースといった、

大小さまざまなバリエーションの作品が表現された第二巻も見応え抜群です。


建築実務おすすめ本⑥:木造・S造・RC造ディテール集

こちらの本は、詳細図などのテクニカルな図面を描く前の前哨戦として眺めておくといいです。

本の構成としては壁・床・天井をW,S,RCの三つの構造毎に分けて基礎的な詳細図がコンパクトに収録されています。

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中身はこんなかんじ。

本書では、木造、鉄骨造、RC造といった3つの主構造を起点に、

壁や床といった部位別の詳細図を採集し、なぜ、こういう納まりなのかという理由付きで細やかに解説してあります。

実務においては、なぜこのおさまりなのかという「理由」を問われることが本当に多いので

基本的なところはこちらの本でもれなく学んでおきましょう。

建築はいくつもの素材と納まりの組み合わせできています。

法規、コスト、構造、設備、意匠、周辺環境といった

様々なクライテリアによって最適の素材と納まりは決定されます。

素材も、それに対する納まりも、その組み合わせの世界は広く深く、

実務初心者にとって、素材や納まりをいきなり決定することは、難しいです。

というか色々なリスクもありますし、ある程度の知識収集は欠かせないところです。

建築実務おすすめ本⑦:コンパクト建築設計資料集成 第3版

学生時代に始めに買わされたという人も多いでしょうが、

まちがってもこの本だけは捨てないで取っておきましょう。この本は、実務でも多いに活躍します。

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人間工学や、細かい家具寸法など、実務でも通用するデータ集

人間工学的な寸法体系や、施設ごとの豊富な設計事例担当するプロジェクトの規模用途問わず大変重宝します。

海外の友人が本書を見て素晴らしいと銘打ったのも十分に頷ける良書です。

第3版は最も網羅的な書ですが、他にも建物の用途別に様々な版が出ているので、自分の担当物件に合わせて揃えておくのもいいでしょう。

まとめ

summary

今回ご紹介したのは、僕が良く参照している本ですが、

そもそも建築実務の学び方に正解なんてないし、

基本的には一つの建築をつくるときにはここに挙げているよりも

もっともっとたくさんの資料をあたることになります。

取り掛かりとしては新建築や、商店建築、a+uといった建築雑誌を

毎月通し読みすることもいいでしょう。

建築雑誌は最新の建築作品が写真と図面で解説してあってわかり易いし、

業界ではけっこう話のネタになります。コラムなんかも読んでいると、

また違った発想で物事や社会を考えるきっかけにもなります。

自分の知りたいことを中心に、いろんな本や図面を手に取り、アウトプットを欠かさないことが

実務経験を積み上げていく一つの方法であると言えるでしょう!

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