

パソコン選びのポイントやおすすめの機種を知りたい
こんなお悩みを解決します。
本記事のライター

この記事を書いている僕は現役のサラリーマン建築家であり一級建築士です。
学生の頃から合わせて10年以上建築設計向けのPC選びを経験してきました。
本記事の内容
本記事では10年間建築PCを使ってきた僕の
リアルな体験と、友人や口コミ等を参考に
おすすめの建築用ノートPCについてまとめました。
本記事を参考にすれば、自分にあったパソコン選びができます。
建築業務にはPCがないとかなり不便ですよね。
この記事を読んだら早速好みの機種をゲットしていきましょう!
建築系ノートパソコンおすすめ5選【2022年版】

おすすめしたい5つのパソコンはこちらです。
- 順番に紹介していきましょう。
Dynabook AZ65/KGSD
CPU | core i7 |
GPU | Intel Iris Plus Graphics 655 |
HDMI端子 | 有り |
画面サイズ | 15.6型ワイド |
メモリ | 8GB |
動作時間 | 約9.0時間 |
重さ | 約2.4kg |
ぼくが学生時代、初めて買ったPCはDynabookでした。
ディスプレイが15.6インチのフルHDで、ドライブも搭載しているのでなにかと便利です。
ボディはやや重ためで、バッテリーの消耗もMacに比べると心もとないですが、
Core i7、メモリは8GBもふんでいて
価格帯としても比較的お安い、セオリー通りな一台です。
Mac Book Pro
CPU | core i5 |
GPU | Intel Iris Plus Graphics 655 |
HDMI端子 | なし |
画面サイズ | 13インチ |
メモリ | 8GB |
動作時間 | 10時間 |
重さ | 1.37kg(13インチ) |
僕が2代目に購入したのはMacBookProでした。
振り返れば大学院時代はまわりはMacユーザーの方が多かったです。
文句のないデザイン性とブランド力は所有感を満足させてくれます。
能力的にも、7年前に購入しましたが今でも動作はサクサクなエリートマシンです。
サイズ感やWindowsとの比較は下記を参考にしてください。
Grashopperや構造系計算ソフトやJWWなんかは
Windowsでしか使えないので、建築系ユーザーはBootcampで
WindowsOSも念の為入れておくことをおすすめします。
DELL Inspiron 14 7490
CPU | core i7 |
GPU | Intel UHD Graphics |
HDMI端子 | あり |
画面サイズ | 14インチFHD(1920x1080) |
メモリ | 8GB |
動作時間 | ー |
重さ | 1.32 Kg |
DELLは少し前まで無骨なデザインが多かったのですが、
こちらのinsprationではかなりデザイン性も向上しています。
Core i7に、Office系基本機能も元々入っています。
タッチ機能付きで、14インチといういいとこ取りな画面サイズもGoodです。
Microsoft Surface Book
CPU | Intel Core i7-8650U |
GPU | NVIDIA® GeForce® GTX 1050 |
HDMI端子 | なし |
画面サイズ | 13.5インチ |
メモリ | 8GB |
動作時間 | 17時間 |
重さ | 1.534kg |
既に自宅に3台もPCがあるのですが、上司がこちらでさらりと仕事しているのを見て
完全に欲しくなってしまっています。。
GPUも高性能な NVIDIA GeForce で、core i 7対応、
バッテリ駆動時間はなんと最大 17 時間で、
キーボードを外したり、タッチパネル機能もあってペンタブも使えるので
移動や会議の多い方にもおすすめです
重さは約1.5キロで13インチのMacbookProよりわずかに重ため。
注意点としては、こちらはGPU非搭載なので、ほぼほぼレンダラーが起動しません。
3Dパースを描きたい場合は外付けのGPUと併用して使うなどで対応しましょう。
Lenovo IdeaPad S540
CPU | Core i5-8265U (i7も対応) |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
HDMI端子 | あり |
画面サイズ | 15.6インチ(1920x1080) |
メモリ | 8GB |
動作時間 | 16.9 時間 |
重さ | 1.9 Kg |
Lenovoは海外のユーザーに支持されている印象です。
僕がインターンで海外にいたときはLenovoのPCをよく見かけました。
価格もお手頃なのに、ディスプレイも15.6サイズと大きく、
グラフィック機能にも優れ、駆動時間も長い、バランスが取れた一台です。
Core i7まで選べて、メモリは8GB、
3DCADの使用頻度が高いユーザーも安心できる
GeForce GTXというゲーミング用GPU搭載です。
建築系ノートパソコン選び6つのポイント

- OS|基本はWindows,デザインならMac,
- メモリ|最低8GB以上
- グラフィックボード|CGを本気でやるならWindows
- 画面サイズ|作業性は15インチ、機動性は13インチ
- CPU|Intel core i7がおすすめ
- SSD|256GB以上
OS|Windows
OSとはオペレーティング・システムの略で、これがパソコンのアプリやシステムを
統括する最も基本的なソフトウェアです。
わかりやすくいうと、MacとかWindowsなどのことです。
Windowsは家庭・オフィスを問わず広く普及する一方、
Macはデザイナーやクリエイターを中心に人気ですね。
まずはOSを決めるところからスタートするのが簡単ですね。
代表的な2大OSのMacとWindowsの違いはこちらの記事で丁寧に解説しています。
メモリ|最低8GB,欲を言えば16GB
複数のソフトを横断する建築系ワークでは
メモリが足りないとパソコンの動作にかなり影響がでてきます。
推奨したいのは16GBです。
コストをおさえたいという方も最低限8GB以上はです。
グラフィックボード|本気でCG制作するならWindows
グラフィックボード(GPU)は、よくグラボと言われたりしますが、
グラボの性能は3DCADを使っているときのスピードなどに大きく影響します。
グラボはあくまでPCの拡張パーツとしてとらえるのが一般的ですが、
ノートパソコンにも元々GPUはついているものです。
しかし業界大手のNVIDIAはMacから既に撤退
しており、Macで高性能なグラボ搭載したマシンをゲットするとなると
できないことはありませんがとても高額です。
3DCGをとことん追求していくならWindowsOSでのデスクトップを買って
それぞれの使用環境に合わせたグラボを買い求めるのがおすすめです。
画面サイズ|基本は15インチ、機動性派は13インチ
しかし僕のように機動性を重視して13インチのMacbookProを使い続けてもOKです。
なぜならMacには、マルチデスクトップという機能があり、
複数のデスクトップ画面を一つの画面で管理できる機能があるからです。
それでも不安な方は自宅やオフィスに別途ディスプレイをおいてつなげばOKです。
CPU|Core i7がベター
CPUとは、Central Processing Unitの略でプロセッサーとよばれます。
ハードディスクやメモリーなどの周辺機器からデータを受け、演算・制御を担当します。
CPUの性能は、パソコンの性能や価格に大きく関わってきます。
CPUの製造で有名な Intelですが、よく[intel core i7]などの表記がありますが
これは「インテル社制のcore i7という性能のCPUだよ。」ということです。
このCPUの種類にはCore i7,i5,i3といった種類がありますが、
建築系PCにはできればi7を搭載したPCをおすすめします。
i7は高額ですが、3DやCAD、Adobe系アプリなどの
重いソフトを同時に開く建築系PCをサクサク動かすにはとても重要なのです。
SSD|256GB以上を選びましょう
SSDはSolid State Driveの略で、PCの記憶媒体のことです。
建築系タスクに使うソフトやデータ容量はなかなか大きいので
それをおさめるSSDの容量が大きいと、いろいろと便利です。
さらにPCの記憶媒体にはもうひとつHDDというのもありますが
以下の理由でSSDのほうがおすすめです。
値段はSSDのほうが高いものの、性能的にはSDD搭載のPCを選ぶといいです。
まとめ

今回はおすすめの建築PC5選をご紹介してきました。
建築系PCは一般的なパソコンと比べてスペックは高めな分
お値段もお高めですが、パースやCADをよく使う方は
自分の成果に影響してきますので、ケチってあとで困るより
あらかじめある程度の予算は見込みんだ上で購入を検討しましょう。
パソコンを新調したら早速建築副業にトライしていきましょう!