
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- なぜ建築家は黒い服を着るのか?7つの理由
- 関連書籍
- 黒い服が欲しくなったら?
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もくじ
なぜ建築家は黒い服を着るのか?

なぜ建築家は黒い服をよく着ているのでしょうか。7つの理由を考えてみました。
- 細く見せる。プロポーション
- 染まらない、アナーキズム、自然界に真っ黒はない
- 高級感、重厚感、
- 目立ちづらい
- 汚れが目立たない
- 着回しやすい
- 巨匠も黒を着ているから
順に見ていきましょう。
①スタイルを良く見せたいから

黒は、収縮色とも呼ばれ、物体をシャープに見せる効果があります。反対に白は膨張色と呼ばれていますね。
激務にかまけて運動不足に陥った建築家でも、黒い服を着ることで手軽に自分のボディを引き締めて見せることができるのではないでしょうか。
②誰にも染まりたくないから

黒は、自然界にはない色味です。このことからアナーキズムなどのシンボル色に使われたり、
心理的には誰にも染まりたくないという自我を表していたりします。
オフィスや現場、ときに公の場にも登壇するマルチな建築家の職能はある意味、
特別な職業であるとも言えそうですよね。
③高級感があるから

黒は、礼装の色や高級感のある色としても認識されていますね。
Tシャツをとっても白より黒のティシャツだとなんだかプロっぽく見えますよね。
建築家は、職能への誇りや、プロフェッショナルである矜持として黒い服を身に着けているのかもしれません。
④目立ちづらい

黒は明度が低いので、目立ちづらい色でもあります。
建築家は建物を立てるときには、都市の景観にも配慮することを求められますが、
そうした全体への配慮の哲学が、黒い服を着させるのかもしれません。
⑤汚れが目立たない

現場に脚を運んだり、模型を作ったり(ときには徹夜で働いたり)など
建築家は汚れやすい環境下でのフットワークも求められるものです。
そんな状況下でも黒なら白よりも汚れが目立ちづらいのも特筆スべき点ではないでしょうか。
(ただし、ペンキやフケなどの白汚れはもろに目立ちますが。。)
⑥着回しやすい

黒は他の色とも合わせやすいので、忙しい建築家でもコーディネートを気にせず
様々に着こなすことができるのも利点ですね。
⑦巨匠も黒を着ているから
以上のような理由から?巨匠建築家の皆さんのワードローブはもちろん黒です。
憧れの巨匠が黒を着ているのなら、黒を着たくなってしまうのも自然ですね。
関連書籍

ここまで読み進めてきて「上記の理由にはなんだか納得がいかない!」という方や
「なぜ建築家が黒い服を着るのか?ということをもっと追求したくなった!」という方の為に、
こちらの書籍をご紹介しておきます。
こちらの書籍は建築家に「なぜ黒い服を着るのか?」という質問に投げかけ
それぞれの建築家から、味のある手書きの回答を集めたスケッチブックのような書籍です。
全編英語ですし、手書きのコメントはときに読みづらいので脇にあるスクリプトを参照しながら読むような形になります。
洋書でハードルは高そうだなと感じられる方もいるかもしれませんが、
どの建築家も時間がないのか、カンタンなコメントが多く、凝った英語表現なども特にないので、
英語が苦手な方も比較的読みやすいかと思います。
まとめ

すべての建築家が黒い服を着ているわけではありませんが、
それでも「なんで建築家って黒い服を着ているの?」と業界外の方に質問されることもあるのではないのでしょうか。
この記事を読んで、自分なりの理由を見つけておくと、会話のネタにもなるのではないでしょうか。
黒い服は、建築家のファッションアイコンとしての意味合いだけでなく、
実用性を備えた色味なので、いくつか揃えておくと安心ですね。この機会にぜひお気に入りの黒を見つけてみてください!