
ノートはどうやってつかったら無駄がない?
今回はこんな疑問にお答えします。
この記事を書いている僕は2年の独学期間を経て、一級建築学科試験に合格しました。
ぼくは2年かかりましたが、 学科試験はコツをつかめば独学一発合格は十分可能です。
独学での受験は情報を集め、じぶんなりの勉強方法をスタートさせることから始まります。
なので、努力の方向を間違えば一年目のぼくのように不合格となってしまう可能性は十分にあります。
今年独学での受験を考えている皆さんが、時間の無駄や失敗を軽減できればと考え
この記事を書いています。僕の経験をたたき台にして、ご自分の勉強にお役立て頂ければ幸いです!
関連記事
-
-
【独学】一級建築士学科合格の為に実践した7つの習慣
続きを見る
-
-
【一級建築士学科】独学向けテキストの選び方と勉強法
続きを見る
もくじ
一級建築士学科|ノート学習に必須な4つの道具

ここからはノートを使った勉強法を見ていくまえに、必要な道具についてご紹介します。
学科試験勉強必須品① 学科過去問【おすすめは過去問スーパー7 】
過去問の問題集は学科試験攻略には欠かすことができないアイテムです。
過去問の重要性は、どんな資格試験、受験勉強においても不変でしょう。
僕の場合は過去問の問題を、ノートに解く→わからないところをメモするというループで学習していました。
そのあとにテキストを補助的に使って学習を進めました。
過去問については、出版元で差はないので市販のもので構いません。
あえて選ぶなら、よりコンパクトな総合資格学院のものでしょうか。
日建学院版に比べるとサイズが小さく持ち運びにも便利です。
購入後、分厚い製本から切り離して年度毎に切り分けて使用することで、
常に携帯できるようにして隙間時間に解いていまいした。

辞典のような厚みの過去問集も、小分けにし、薄くすることで精神的な取組の敷居を低くできます。
左上の平成20年のピンクの冊子が、日建学院版です。
(メルカリで探してもスーパー7の取り扱いがなかった)
僕はこの過去7年分に加え、さらにメルカリで過去15年分を確保しました。
特に構造力学の計算問題などは、集められるだけの過去問を準備して
さまざまなパターンの計算問題に触れると良いでしょう。
(令和元年の構造の学科試験では、10年以上も前の静定・不静定判別式を用いた計算問題が出題されました。)
学科試験勉強必須品② .モレスキンノート
既に愛用されている方も多いのが、モレスキンの方眼ノートです。
学科試験では、サイズはラージサイズがベターです。
僕は製図試験時にはエクストララージサイズを愛用していました。
もちろんノートは普通の安い100均に売っているノートでも、裏紙でもなんでもOKです。
僕もノートを忘れたときは裏紙をバンバン使っていましたし、
モレスキンは一冊あたりの値段がCampusノートに比べるとお高いですし。。
しかしながら、値段に見合うデザイン性と紙質です。何より持っていて愛着が湧きます。
ノート一冊にあえて投資することで、勉強への士気と姿勢を確かめることもできます。
学科試験勉強必須品③ .2色フリクション
以前、法令集の線引きを最短で終わらせる方法でご紹介した2色フリクション。
そのメリットを3色のフリクションと比較で改めてまとめておきます。
2色フリクションのメリット(3色との比較)
①3色だとボディが太くなり、長時間の筆記に向かない。
②3色だと色の使い分けに悩んでしまい時間の無駄が生まれる。
③3色だとたまに色を出し間違える。
デメリットとしては、インクの消耗が早いということでしょう。
いまにして思えば消える必要もなかったなと思うので(書き損じで逆に覚える。)
これについては、資格学校で勉強する費用に比べればたいしたことのない出費なので
ある程度は目をつむりました。

テキストは、過去問を解いて理解できなかった時に限定して使っていたからです。
テキストから学習をはじめて、過去問を学習する方法がオーソドックスですが
僕の場合は時間がなかったので過去問×ノート学習でペースアップして取り組みました
ノートを使った一級建築士学科独学勉強法

ここからはモレスキンノートを使った
具体的な試験勉強法について解説していきます。
ノートの使い方のポイント
僕が主にノートを使用していたのは、過去問学習の時でした。
ノートを以下過去問学習の全体の流れについてまとめると次のようなことになります。
ポイント
・問題の答えを考えてノートに記述
・問題の答えの正誤チェック
・問題集に正誤をチェック
・ノートに間違ったところを簡単にメモ
ぼくはこのプロセスを経て、最終的に過去問集を5周は繰り返しました。
ここからは具体的な写真付きで解説していきます。
ノートの紙面の使い方
続いて具体的なノートの使い方です。

基本的にはノート片面を上のような形で使っていきます。

このときに重要な語句を赤字で書いておくことで、
のちのち赤シートを使った暗記チェックなんかもできます。
構造力学や法規の計算問題も同じように解いていきます。

このような体裁でモレスキンノートを丸々一冊過去問まとめ用に使い切りました。
このように今まで自分がやってきたことが可視化されると、
試験本番でも「これだけやってきたんだから大丈夫」という自信にもつながります。

こノートを見返すと、自分は今までやってきたから大丈夫!
という自信を持って落ち着いて問題に取り組むことができました
暗記が必要な構造力学の公式なんかもここにメモしていました。

ノートの背表紙にポケットがついているのもモレスキンノートの大きなメリットです。
-767x1024.jpg)
ここに付箋や暗記用の赤シートを忍ばせて
ノートに書き込んだ弱点(赤字)の暗記確認ができるようにしていました。
まとめ

いかがっだでしょうか。
今回はノート勉強を使った一級建築士の勉強法についてご紹介してきました。
ノートの使い方に正解はありませんが、
早く自分の勉強方法を確立する助けになれば嬉しいです。
最後に今回がご紹介した勉強アイテムをまとめておきます。
今回は以上です。最後までご覧頂きありがとうございました。
関連記事
独学で一級建築士試験の受験を考えている方には以下の記事もおすすめです。
-
-
知らないと損!一級建築士スマホアプリ5選|スキマ時間で問題が解ける
続きを見る
-
-
スマホ×独学だけで一級建築士になれる?スタディングのメリット・口コミ
続きを見る
特におすすめなのは「スタディング」。10万円以下で学科+製図の教材を購入できて、
無料体験も可能なので、独学かスクールに通うか迷っている方も一度試してみて損はありません!
\話題のスマホ×スキマ時間で一級建築士に最安合格/