[st-kaiwa5]TOEFLってなに...?[/st-kaiwa5]
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- TOEFLとは
- TOEFLの種類
- TOEFLの出題形式
- TOEFLのスコア、勉強時間
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もくじ
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TOEFLとは
TOEFLとはTest of English as a Foreign Languageの略称で、
英語を母国語としない人のための英語能力試験です。
ETS(米国の非営利団体)によって運営されていて、
世界130カ国、9000以上の大学や教育機関で利用されています。
普通の日本人がアメリカに留学しようと思うと、ほとんどの大学で必須となる語学試験なのです。
(英国ではIELTSが主)
TOEFLの種類|iBTとITPの違い
実はTOEFLには、iBTとITPという、パット見紛らわしい2つの試験形態があります。
基本的には前者のiBTがTOEFL試験ではメインなのですが、以下それぞれ違いを解説しておきます。
TOEFL iBTとは
iBTはinternet based Testの略称で、要はパソコンを使用するテスト形式です。
一般的にはiBTが主流なので、基本はiBTを選んでおけばOK。
TOEFL ITPとは
ITPは、Institution Test Programの略で、学校などの団体による指定会場で
ペーパーテストによって受験をします。
TOEFL iBTの出題形式
前述の通り、TOEFLはiBTが主になるので、ここからはiBTメインで話を勧めていく。
まずは試験形式だが、以下のような4つのカテゴリーで構成されている。
問題数 | 回答時間 | 概要 | |
Reading | 30~40問 | 54 or 72分 | 文章を読んで質問に答える |
Listening | 28~39問 | 41分or 57分 | 簡単な講義や教室での議論に関する質問に答える |
休憩 10分 | |||
Speaking | 4問 | 17分 | 身近な話題について話し、読んだり聞いたりした資料について話し合う |
Writing | 2問 | 50分 | 文章を読み、音声を聞いて、それに対する回答を入力する |
2020年6月現在の情報 参考:ETS |
以上4セクションで、合計の試験時間は約3時間となっています。
TOEFL iBTのスコア
TOEFL iBTは4セクション×30点満点、計120点満点のスコア体系となっています。
得点 | |
Reading | 0−30 |
Listening | 0−30 |
Speaking | 0−30 |
Writing | 0−30 |
Total | 120 |
この合計スコアは、各大学毎で求める条件がかなり異なってくるが、
目安としては以下のような感じです。
一般大学レベル | 大学院レベル | 難関大学レベル | |
TOEFL iBT合計スコア | 61ー80 | 81−100 | 105 |
ちなみに日本人の平均点は、70点前後だそうで、これは世界的にはかなり低い水準なんだとか。
ちなみにスコアは受験日から2年間有効です。
TOEFL iBTに必要な学習時間
こちらの記事によると、TOEFLに必要な学習時間の目安は、
自分の現在の点数と目指す点数によって変わってくるようです。
ここでは難関大学留学の基準点となる100点を目指すとした場合には、
次の通りとなるようです。
現在70点未満の場合 | 現在71−90点の場合 | 現在91点以上の場合 | |
必要学習時間 | 約840時間 | 約700時間 | 約300時間 |
半年(180日)換算 | 4.6時間/日 | 3.8時間/日 | 1.7時間/日 |
仮に半年の学習時間をとっていたとしても、よほど英語に自身がない限りは一日3,4時間は勉強しておく必要がありますね。
まとめ

TOEFLは、アメリカ大学院留学には必須で、
勉強にはそれなりの時間を確保しておく必要があります。
留学を思い立ったら、毎日少しづつでもいいのでまずは勉強する
習慣を身に着けておきましょう。