
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
現役組織設計事務所勤務の僕が、
「建築設計用の2DCAD4つ」をご紹介します。
結論
これからCADを学ぶならAutoCADがおすすめです。
僕は学生時代はJw_CADとVectorでしたが
社会人になってAutoCADが使えないと仕事にならなかったので習得しました。
AutoCADの無料体験方法は下記にまとめましたので、まだの方はぜひ導入しておきましょう。
-
-
AutoCADってどうなの?無料体験法等を現役ユーザーが紹介
続きを見る
もくじ
建築設計用2DCAD4選

建築設計系で用いられているCADは下記の通りです。
- AutoCAD
- VectorWorks
- DraftSight
- JW_CAD
順番に解説していきます。
建築設計用2DCAD①AutoCAD
運営 | Autodesk |
開発年 | 1982年12月 |
対応OS | Mac,Windows |
公式HP | https://www.autodesk.co.jp/ |
AutoCADの特長
AutoCADは、世界シェアNo.1で、実務で最も多く使われています。
海外案件やゼネコン、組織設計などで働くなら習得マストなソフトです。
Autodesk社ソフトのRevitや3DSMAXなどと連携しやすいのも特長です。
AutoCADには3D機能も込みの「AutoCAD」と2D機能のみの「AutoCAD LT」がありますが、
3DはRhinoceros等の3DCADの方が便利なので、純粋なCAD作図には「AutoCAD LT」で十分と言えます。
建築設計用2DCAD②VectorWorks
運営 | Nemetschek Vectorworks社 日本代理店:AandA |
開発年 | 1998年 |
対応OS | Mac/Windows |
公式HP | https://www.aanda.co.jp/Vectorworks2020/ |
VectorWorksの特長
VectorWorksはアトリエ系の事務所で多く使われていますね。
操作はAutoCADよりも感覚的で、初心者でも比較的導入しやすいです。
近年は3DやBIM機能にも力を入れ始めたので、今後も注目です。
VectorWorksの無料版ダウンロード
VectorWorksには30日間無料の評価版があります。
下記公式サイトリンクよりダウンロード可能です。
建築設計用2DCAD③DraftSight
運営 | Dassault Systèmes |
開発年 | 2011年 |
対応OS | Mac/Windows |
公式HP | https://www.draftsight.com/ |
Draft sightの特長
Draft sightはCATIAやSOLIDWORKSを運営するダッソー・システムズが運営しています。
操作感がAutoCADと似ているので、AutoCADユーザーならサブで使えるソフトウェアです。
AutoCADに比べると通年のコストがかなり安いです。(なんとAutoCADの十分の一。。。)
AutoCADは使いたいけど、コストが気になるという方にはおすすめです!
Draft sightの無料版ダウンロード
Draft sightも30日間無償版ソフトを
下記公式サイトリンクよりダウンロードできます。
建築設計用2DCAD④JW_CAD
開発 | Jiro Shimizu & Yoshifumi Tanaka |
開発年 | 1997年 |
対応OS | Windows |
公式HP | http://www.jwcad.net/ |
JW_CADはフリーのCADソフトとして知られています。
意匠設計系のシェアとしては少ないですが、
工務店や、設備、資材系の会社などで根強く使用されていることも多いです。
JW_CADのダウンロード
JW_CADは無料ソフトなので、料金は一切かかりません。
下記の公式サイトよりダウンロード可能です。
建築設計おすすめはAutoCAD

AutoCADをおすすめする理由はこちらです
- 業界シェアNo.1なので、他社でもデータ共有しやすい
- ネットに解説動画や教材が豊富
- Autodesk製品への拡張性が高い
- 「学生版」で3年間無料でAutoCADを使用可能
アトリエ系などでヴェクターを推奨される機会もありますが、
基本的にはAutoCADさえ習得しておけば大抵のCAD実務は大丈夫です。
また、個人で利用する際にコストが気になる方は、
操作感が類似のDraft sightを利用すれば、年間10分の1のコストで
AutoCADとほぼ同等の機能が利用できます。
AutoCADの無料体験方法

AutoCADには30日間の無料トライアルが可能です。
下記公式HPリンクからサイトへアクセスし、
無償体験方法の記事を参考にすれば簡単にダウンロード可能です。
-
-
AutoCADってどうなの?無料体験法等を現役ユーザーが紹介
続きを見る
まとめ

CADツールは環境によって使われるソフトなどは違ってきますが、
実務ならAutoCADを使っておけばとりあえずはOKです。
関連記事
-
-
RevitとArchicadの特長や価格を比較|建築BIMビムツール
続きを見る
-
-
【SketchUp・Rhinoceros・3dsMax】3つの3DCADを比較
続きを見る
-
-
建築系ノートパソコンおすすめ5選
続きを見る
-
-
おすすめAdobeソフト5選|無料体験+解約方法も解説
続きを見る
今回は以上です。
引き続きこちらから建築系有益情報をご活用ください!